利尻昆布の特徴と等級

利尻昆布の特徴

利尻昆布は、真昆布、羅臼昆布に次ぐ、いわゆる高級品の部類に入る昆布です。葉の基部はくさび形で、色は黒褐色、長さは3メートルにも及びます。リシリコンブというのが、正式な名称となりますが、産地としては、利尻島、礼文島、稚内などになっています。利尻昆布は、甘さ・こくが強く、大変、美味な昆布とされています。利尻昆布でだしを取ると、深みのある上品でくせのない、少し塩味のある澄んだだしが取れます。利尻昆布のだしは、懐石料理で広く用いられ、特に京料理では、欠かせない素材となっています。

そのため、利尻島で採れた利尻昆布の多くが、京都に出荷されます。普通にスーパーなどで販売されている利尻昆布は、礼文島や稚内などで採れたものが多いというのが実状です。また、利尻昆布の中でも、より美味なものを選ぶとすれば、「走り」ということになると言えるでしょう。この「走り」というのは、その年の一番最初に採れた昆布で、こうした初物の昆布は、海苔や緑茶と同様、養分をたくさん含んでいる最上級品となります。


利尻昆布の等級

昆布の等級は、黒さ・厚さなどで決まります。昆布自体の厚みが十分だと、格段に旨味の優れただしが取れます。利尻昆布の等級の決め方は、昆布を切った根本の部分(葉元)の幅、定められた長さに切った際の葉先側(末口)の幅、1葉の長さ、重さなどによって、決定されます。1等級になるためには、様々な条件をクリアしなければならない訳です。その分、当然高価になりますが、価格にふさわしい美味しさを味わうことができるでしょう。


⇒ 利尻昆布(1)

⇒ 利尻昆布(2)

⇒ 利尻昆布(3)

⇒ 利尻昆布(4)